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絶対そんな事有り得ないというシチュエーション

生きていると、だんだん「そんな事有り得ないだろ」という事が分かってきてしまう。

現実社会で、男が女のヌードを見るために何万円も払う事は有り得る。

しかし、女が男のヌードを見るために何万円も払う事は有り得ない。

例えば、ゲームを作るにあたって、女のヌードを見るために男がお金を稼いで、稼いだ額だけ女のヌードが見られるというゲームシステムを考えたとする。

これは、実社会と同じ原理なので、非常に表現は楽である。簡単に作れる。

一方、女が、男の裸を見るために稼いで、どんどん男へ貢いで行くというゲームシステムの場合、

まずは、どうしてそういうシチュエーションになったのか?などの背景の設定をできるだけ事細かく定義していかないといけない。

そういうものを納得させられた時、ゲームシステムとして、成り立つし、プレイヤーは感情移入できる。

急所蹴られフェチの二つの種類

SM系の急所蹴りの場合、よく女王様が言うセリフに「蹴りやすいように、もっと脚を開きなさい」というものがある。

そして、M男性は言うとおりに脚を開く。

こういうやり取りで興奮するタイプと冷めてしまうタイプがいると思う。

興奮するタイプの人は、女から命令され、それに従うという事に興奮するタイプだと思う。

冷めるタイプの人は、女に全力で立ち向かっても、それでも負けてしまうという事に興奮するタイプだと思う。

どっちが正しいという事は無い。

ただ、世間で出回ってるアダルトビデオでは、前者のタイプしかないので、私のように後者のタイプの人間は、自分でそういうコンセプトの作品を作るしかないという事だ。

男性差別をテーマに

男対女2は、男性差別をテーマにしたかったのだが、ちょっとさわやか過ぎた感じもする。

この動画にあるように、男性差別撤廃を訴えてる人はもっと神経症的な感じだし、また「言いたくても言えない状況」やら「女を優遇するのは一部の男が自主的にやってることで、本当の敵は女を優遇したがる男のほうにある」という状況が、こういう問題をより複雑化させていると思う。



この動画の表現方法は中々に面白い。女性達がイスに座って偉そうにしてる前で「男は女性を守るべきです」みたいな宣誓をさせられてヘラヘラしている表現とか、上手いなって思う。

やはり、ゲームは「敵に対して腹が立てば立つほど燃える」ので、もっとこういう陰湿な感じのする展開でも良かったかも知れない。
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