南智子さんが、金蹴りについて書いてました。
昔、AV女優の南智子さんが金蹴りについて、ネットでエッセイを書いてました。
見当たらないので、折角なのでここに転載します。
すごくいい記事だったので。
============================================--
第3章 文系エロス
性の欲望って、文系、体育会系、理系って大きく3つに分けられるという意見があって、これはけっこう当たっていると思うんです。
例えば、文系っていうのは、言葉だとかシチュエーションとかかなり社会的な部分で興奮する嗜好の人。おそらくフランス書院でもそういう部分が強いと思います。私も文系の部分がすごく強いんです。体育会系な人っていうのはもうちょっと肉体的な感覚っていうのを追求し、言葉は邪魔だっていうようなタイプ。
作家でも体育会系の方がいらっしゃいますが、面白いですよ。いわゆる“オカズ”は何にしてるかってみんなで話していると、体育会系の人は妄想や幻想のホームページや作品をあんまり見ないらしいんです。どちらかというと情報なんです。「便利な器具があるらしい」「こうするとこうなるらしい」とかそういう情報の部分を非常に重視して、実際にヤってみたいという思いが強いみたいですよ。
理系になると分析・分類の嗜好が強く、医療系に進んだりするんです。ホームページとかでもありますけれど、例えば生殖器の断面図を載せたりとか、そっちのほうに意識がすごくいくんですね。そういう人たちにとっては言葉やシチュエーションはあまりピンとこない要素みたいです。ですから、もちろん人によってはかぶってたりもするんですけれど、私は言葉や状況にエロスを感じるタイプですので分類するなら文系なんですよね。
私がエロスを感じるポイントは色々あります。文字ですとそうですね…、また驚かれてしまう変な嗜好があるんです。よくあきれられてしまうので、あんまり言いたくないんですけど…。
M男性にあるジャンルなんですが、男の人が股間を蹴られたり打ったりして、のたうち回っている姿、つまり私が発情する文字の記号って“金蹴り”なんです。女性器の花芯とか濡れた花びらとか色々あると思うんですけれど、そういう記号と同じようなものです。あとは“金玉”とか。そういう単語にものすごく興奮しますし、私の発情する記号ですね。“金蹴り”とか“金的攻撃”とか格闘技の雑誌に書いてあるだけで絶対読んでしまいます(笑)。女としてすごく変だとはわかってるんですけれど。
一度だけ、女性の友人にこのことを話してしまったら、すっごくバカにされて笑われましたからね。多分、こういう経験から私は「少しヘンなのかしら」というコンプレックスが育っていったんだと思うんです。
見当たらないので、折角なのでここに転載します。
すごくいい記事だったので。
============================================--
第3章 文系エロス
性の欲望って、文系、体育会系、理系って大きく3つに分けられるという意見があって、これはけっこう当たっていると思うんです。
例えば、文系っていうのは、言葉だとかシチュエーションとかかなり社会的な部分で興奮する嗜好の人。おそらくフランス書院でもそういう部分が強いと思います。私も文系の部分がすごく強いんです。体育会系な人っていうのはもうちょっと肉体的な感覚っていうのを追求し、言葉は邪魔だっていうようなタイプ。
作家でも体育会系の方がいらっしゃいますが、面白いですよ。いわゆる“オカズ”は何にしてるかってみんなで話していると、体育会系の人は妄想や幻想のホームページや作品をあんまり見ないらしいんです。どちらかというと情報なんです。「便利な器具があるらしい」「こうするとこうなるらしい」とかそういう情報の部分を非常に重視して、実際にヤってみたいという思いが強いみたいですよ。
理系になると分析・分類の嗜好が強く、医療系に進んだりするんです。ホームページとかでもありますけれど、例えば生殖器の断面図を載せたりとか、そっちのほうに意識がすごくいくんですね。そういう人たちにとっては言葉やシチュエーションはあまりピンとこない要素みたいです。ですから、もちろん人によってはかぶってたりもするんですけれど、私は言葉や状況にエロスを感じるタイプですので分類するなら文系なんですよね。
私がエロスを感じるポイントは色々あります。文字ですとそうですね…、また驚かれてしまう変な嗜好があるんです。よくあきれられてしまうので、あんまり言いたくないんですけど…。
M男性にあるジャンルなんですが、男の人が股間を蹴られたり打ったりして、のたうち回っている姿、つまり私が発情する文字の記号って“金蹴り”なんです。女性器の花芯とか濡れた花びらとか色々あると思うんですけれど、そういう記号と同じようなものです。あとは“金玉”とか。そういう単語にものすごく興奮しますし、私の発情する記号ですね。“金蹴り”とか“金的攻撃”とか格闘技の雑誌に書いてあるだけで絶対読んでしまいます(笑)。女としてすごく変だとはわかってるんですけれど。
一度だけ、女性の友人にこのことを話してしまったら、すっごくバカにされて笑われましたからね。多分、こういう経験から私は「少しヘンなのかしら」というコンプレックスが育っていったんだと思うんです。